南の島でのんびりすることを人生の目標のひとつにしています。
こんにちは!
最近は爪がツルツルピカピカで気持ち良いです。
妻にFive second shineというヤスリを教えてもらってから磨きがかかっています。
商品名にあるように5秒でピカピカとまではいきませんが、とても短時間にピカピカになります。
爪がツルツルピカピカになると、こんなに気分が良いものなんですね。
さて、鍼灸学校に通い始めて1年半が過ぎました。
ようやく自分が知りたいと思っていたことのひとつが分かって来つつあります。
私が普段行っている施術は、お客様の「そうそこ!」に的確にアプローチをするものです。
タイ式マッサージや、木槌でコンコンするトークセンで体感されていらっしゃる方も多いと思います。
これは超感覚という五感以上の感覚を用いたリーディングと呼ばれる技術で、やり方を学び練習することで身につけることができます。
もともとヒトが持っている能力を技術として学び磨いてきました。
私は「自分がアプローチしているポイントは一体なんなのか?」
そして、超感覚リーディングを科学的に説明できる知識がほしい。
それらの知的好奇心を満たしたいと思い、鍼灸学校に入学しました。
実はいろんなお客様から
「どうしてツボがわかるんですか?」
「あれは全部ツボなんですか?」
とよくご質問いただいていましたが、どれがツボでどこにツボがあるのか、そしてツボの効果もほとんど知らなかったのでツボについて独学で調べていましたが、東洋医学であるということ以外よく分からなかったので、やっぱ餅は餅屋だなと学校で人から学ぼうという気になり、家から一番近い、三宮の山手にある兵庫鍼灸専門学校に通うことにしました。
鍼灸師の友人から推薦をいただき、面接だけで入学できました。
(感動する施術をされるので東京にお住まいの方はぜひ足を運んでみてください。)
まともに入試を受けていたら、通らなかったと思います。
運が良いなぁ。
兵庫鍼灸専門学校に通えたの本当に運が良く、教員のうちの何人かの先生は、感覚でリーディングを知っていて施術に使われているようでした。
私の周りには鍼灸師をしている方々が何名かいらっしゃいます。
MSPマキシマムステートプログラムのトレーナーだったり、昔からの友人であったり、ですがリーディングという技術は知らない方が多い、または知らなかったという方ばかりだったので、何名かの学校の先生がリーディングに近いことをやっていることに入学当初とても興奮したのを覚えています。
ただ、リーディングという技術は五感ではない領域の感覚、超感覚という領域の感覚を用いていて、これはまだ科学が追いついていない分野なので、科学的な説明が難しく、医学という科学をベースにした世界で生きている人々はあまりそこに言及したくないような印象を受けました。
おそらく、現代に生きる人類でこの技術をわかりやすく科学的に説明できる人は、まだいないのではないかと思います。
いつかは科学的な説明ができるようになり、ひとつの学問になったら面白いなと考えています。
で、1年半、学校で学び、自分でも未だかつてないぐらいがんばって暗記(期末試験があるため、必死になって覚えます。笑)しまくってようやく先月ぐらいにWHOが定める経絡経穴のほとんどのツボの名前となんとなくの場所を把握して、ようやく「やっぱり、ほとんどがツボにアプローチしているようだ」というところまで辿り着きました。
体の表面には微弱な電気が流れていて、ツボのあるところは電気の流れがちょっと違うらしいのです。
そこで、超感覚という感覚は、ひとつにはヒトが発している微弱な電気信号を拾っているのではないか?という仮説に辿り着いたのです。
そして、「ほとんどが」と前述したのは、WHOが定めるツボの位置にはないポイントも数多く存在するからなのです。
WHOが定めているツボではないのですが、教科書に載っている経絡というエネルギーが流れているライン上だったりすることもある(ではないときもあるのですが、タイマッサージの場合は72,000本のエネルギーラインが身体中を巡っていると考えられているので、経絡経穴の教科書に載っていないだけでどこかの鍼灸一家やどこかの流派では「秘伝」として内緒の経絡、エナジーラインが伝わっているかもしれません。)のです。
WHOがいうところのツボではないのですが、反応は出ているので、目や手が引っ張られます。
私がお世話になっている東洋医学担当の先生が習った先生は
「ほら、『ここに鍼を打ってくれ』ってツボが言っているだろう」
とよく仰っていたそうなのですが
多分同じような感覚だったのではないかと思います。
会ってみたかったなぁ。。
私の場合はアプローチが必要な場所には、目と手が行くのです。
そして、確認したその瞬間に感じていた波動が変化するので、そこにアプローチします。
実は、東洋医学は科学ではまだ説明できないことが多い医学です。
とはいえ
「こういう状態の時は、このツボにアプローチする」
という方法論が大昔から伝わっていて、その算出方法の理解度が国試でも問われたりするのですが、なんでなのか?という説明はありません。
「昔の偉い人がそう言っているから」
と学校の先生から習いました。
とりあえず、そういうもんだと思って暗記に勤しんでいます。
でも、実際にその通りにやってみると「抜ける」んですよね。
(ただ、絶対的なものではなく、自分が行っている施術におけるガイドとしては使えるかなぁという感じなのは、大昔の人と現代人とで生きる環境が異なるからだろうなと思っています。)
なので、私が行っている施術は、ものによっては大昔から行われている方法でもあるようで、さらにしっかりと体系だっている部分もあるため、授業中にジーンと感動して自分の世界に入って、私の中の私とハイタッチしていることもあります。
自分の行っていることのさらに上を行っていて、それが矛盾なく出来上がっているものが存在するのです。
めっちゃ感動します。
鍼灸の世界に足を踏み入れて正解だった!と今も書きながら思っています。
さて、私が行っている施術は、お客様の体から出ている反応を共有します。
共有している感覚は「内圧」です。
反応を感じると私の体の中で内圧が高まったのを感じます。
部位でいうと頬骨の辺りやお腹の辺りが多いです。
その感じている内圧が抜けるところにアプローチするのです。
ひとつは、関節の可動制限のあるエリアの反応を内圧という形で共有し、その内圧が抜けるところにアプローチをすると、可動域の制限がリリースされて、可動域が広がるのです。
別の方法では、内圧という形で情報を共有しているので、私の体で感じている内圧の高まりによる緊張を弛緩させ、お客様の体から出ている反応を消すということも行っています。
大体、このふたつを中心に施術を組み立てています。
で、おそらく、アプローチしているポイントの大半は「ツボ」、、っぽいなぁ。
と思っています。
というわけで、また!