先日、便秘になった。
ぼくは便秘という経験が今までなく、ああこれが便秘か。。
と思いつつ、この便意はあるのに一向に出る気配がないスッキリしない感は困るなぁと思った。
考えられる原因は、前日の寝る前に夫婦揃ってお腹が空き、白玉粉を1.5合くらい水で練ってお湯の中を泳がせ白玉団子を作り、石田屋さんのお汁粉でいただいたことだ。
白玉団子とお汁粉の絶妙なハーモニー。
寝る前だというのに、お腹がいっぱいになるまで食べてしまった。
白玉粉はもち米である。
なので、白玉というのは「お餅」である。
お正月には喉にお餅を詰まらせて。。なんていうニュースを以前見たことがある。
ぼくの場合、お餅が腸に詰まっているのではなかろうか。
考えにくいが考えられないこともないかもしれない。
さて、ここで、石田屋さんのお汁粉とはなんぞやという話をしようと思う。
実家のある東京に帰省すると、ぼくはほぼ毎回の確率で石田屋さんという上板橋駅南口商店街にあるお菓子屋さんでいくつかの和菓子と、このお汁粉を所望する。
この「お汁粉」、石田屋さんでの商品名は「懐中しるこ」という。
懐中と付くだけあって持ち運びできる。
そして、お湯を注げばいただけるので重宝するのだ。
そして、たまに母が関西に遊びに来てくれるとき、石田屋さんの「懐中しるこ」を持ってきてくれる。
インドに持って行ったら?と以前すごいたくさん持ってきてくれて、実際インドで仲良くなった人に召し上がってもらったら「日本のスイーツも美味しいのね」と喜ばれて、嬉しかったことを思い出す。
そういえば、この間、母とぼくら夫婦で撮った写真があるので紹介しよう。
母もぼくもよく見ると目元と口元が本当にそっくりで、ああ親子だなぁと思う。
そして、仲の良い夫婦は似てくるという話を聞いたことがあるが、妻とぼくも笑ってしまうぐらいそっくりである。
おっと、なんの話だったか。。
そうそう、生まれて初めて便秘になったのだった。
食欲はあるが、お腹の底の方に何かが詰まっている感じがしてどうもモヤモヤする。
お店の定休日で良かったなぁと思いつつも、お出かけしていろいろミッションがある。
三宮でバーンタイというタイ料理のお店で「スキー」(日本のすき焼きにアイデアを得たタイスキの変化版らしい)という麺のスープセットを食べた後、ミッションをこなし、喫茶店に入りコーヒーとホットケーキを食べるも一向に出る気配はない。
お腹はどんどん膨れていく。
なんとなく苦しい。
そうか、これが便秘か。。
その日はいつものタイパンではなく他所行きの服装をしていたので、お腹周りがさらにキュッと締まっている。
何度も便意を催すものの、おしっこしか出ないのだ。
これが、便秘なのか。。。
実はお正月から肉類を徐々に減らしてゆるいベジを始めている。
ベジといってもゆるいベジなので卵や魚類やチーズ、ヨーグルト、バターなどは採っている。
肉類を採らないでいると、おそらく脂が足りなくなり、ニュルンと出ないのではないかと思うのだ。
このゆるいベジ生活も長く続けることで身体がうまく対応してくると思うのだが、なんせ始めたばっかりで身体が慣れていない。
その時、ぼくは閃いた。
「そうだ、チネイザンをやってもらおう!」
仕事でもないのに妻にマッサージをしてもらうのは、なんだか気が引けるのだが、お腹のマッサージであるチネイザンなら便秘に劇的な効果があるかもしれない。
藁にもすがる思いで頼んでみたところ、快諾してくれた。
その瞬間からぼくはウキウキである。
チネイザンはタイ古式マッサージとはまた違った心地よさを味わえるのだが、おなか側からしか触れない腰の筋肉にもアプローチできるので、お腹だけでなく腰にも効くのだ。
さらに溜まった感情もデトックスされるので心身ともにスッキリする。
もし興味がありましたらチネイザンプロジェクトのサイトからご自身のおうちの近所で施術されているセラピストの方に直接連絡してみると良いと思う。
話を戻そう。
帰宅して、夕食を食べ、少し休憩したのち妻のチネイザンを受けることになった。
チネイザンでは、お腹をメインに触るのだが、世の中にこんな触り方があったのか?!
という衝撃を受けること間違いないと思う。
ぼくも初めて受けた時はその新しい感覚に驚いた。
しかも、とても気持ちが良いのだ。
施術が進むにつれ、おならがブリブリ出る。
ポッコリしていたお腹が次第に凹んで平らになってくる。
おならとともに溜まっていた色んな感情も排出されているのだろうか。
時折、自分でもわかるぐらいの「抜けた感」を感じる。
「抜ける」と「ある種の感覚」を味わうことがあるのだが、それについてはまた機会があればお話ししよう。
そして、お腹を触ってもらっているのに、腰に効いてるなぁと感じることがあるのもお腹のマッサージの面白いところだと思う。
1時間ほどの施術が終わり、ポワ~ンとする。
タイマッサージやトークセンを受けた後とはまた違う「ポワワワワ~ン」としたこの感覚。
腰もずいぶん軽くなっている。
ぬるま湯をたっぷり飲み、眠りについた。
翌朝、便意を催し目を覚ます。
トイレに行き、座る。
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その時の快感をここで説明するのは、とても難しく、ただただ副交感神経優位な状態でおそらく白目を剥いてたんじゃないかと思うぐらい気持ち良かった。
たしかに排泄行為は快楽のひとつであると思うが、この出そうで出ないのを超えた先にあったこの体験は快楽度合いもひとしおだった。
ちなみに、この副交感神経優位な時は潜在意識にイメージを働きかけやすいそうなので、ぼくは排泄時に「おれって最高~」とか「おれってスゲー」、「まじイケてる~」などと口にしている。
ぜひ、やってみてください。
それではまた。
今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。