ぼくはいつも荷物が多い。
断捨離だったり持たない暮らしやミニマルライフなんて言葉が流行っているけど、ぼくは旅に快適さを求めるため東京へ2、3日帰省するだけなのにコロコロが付いた大型のバックパックをゴロゴロ転がしている。
東京の友人にも「何が入っているの?」と聞かれるぐらいいつも荷物が多い。
帰省するときの荷物の中身は、着替えと本とカメラと三脚と仕事道具だけである。
こう書くと自分でも驚くほど少ないのだが、実際には驚くほど重く、最早肩にバックパックを担ぐことすら目眩がするほどの体積だったりする。
ぼくら夫婦はオスプレイというブランドのコロコロが付いたバックパックをチョイスしている。
ちなみにコロコロというのは車輪のことだ。
空港でもどこでもゴロゴロ引くだけで、肩や腰に負担がかからず移動ができる。
とても便利なアイテムだ。
ただ、悪路だったり長い階段の時だけ気合が必要になるが、そんなことは快適なコロコロ旅行の中では稀有である。
インドはトリバンドラムのとある路地にて。